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おみみ
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@omimi292510
いろんな言葉を糧にして生きています。 愛してやまない人は辻村深月さんです🌙🐇‎🥄🌸
  • 2026年9月27日
    書簡型小説「二人称」 ヨルシカ
    これは読書ではなく、体験。 哲学的ともいえる文通と、ひんやりとした朝が訪れるようなラスト。そんなストーリーもさることながら、一番の醍醐味はやはり「体験」だと思う。 原稿用紙を開くとか、過去の手紙を読み返すとか、すべてにおいて一手間かかるんだけど、普通の読書では味わえない体験がある。 手紙だからこそできる仕掛けと、私たちの現実世界にも踏み込んでくるスリルは何にも変えられない。 文学と音楽と体験が織りなす贅沢な時間に余韻が冷めないです。
  • 2026年9月27日
    雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら
    「わからない」状態に名前がつくだけで、傘を貰えたような気がするし、心の声をどうやって「きく」のかをイメージできるだけで、長靴が貰えたような気がする。「おせっかい」の方法まで理解できたら、レインコートも貰えちゃったよ!という気持ちになる。 「わかる」ことができても、「きく」ことができても、雨の日は続く。 「今から晴れるよ…!☀️」と魔法のように太陽が見えることはないんだけど、ずぶ濡れにならずに雨のなかを歩けるようにはなる。それがどれだけ心強いか。 相手の心がわからなくて、自分の心がわからなくて、土砂降りのなかを彷徨っている人、早くこの本に出会ってほしい。
  • 2026年9月23日
    それでも光に手を伸ばす
    一つ一つ心や人生のお守りを増やすために読んだ一冊。 いつかまた、自分を曲げないと生きていけないと思ったとき、寂しいけれど一人になりたい夜に、そっとまたページを捲るのだろう。
  • 2026年9月23日
    春、出逢い
    春、出逢い
    装丁と短歌甲子園という言葉に惹かれて衝動買い。 青春の一夏って眩しいなぁ。
  • 2026年9月17日
    口笛の上手な白雪姫
    え、なんでそうなる??この人は結局どういうこと……? なんて読み始めに思っちゃった自分は、「あぁ失敬失敬……。これは“おとぎ話”なのよ。」と脳内で自分に語りかけてモードチェンジ。 解釈の正解や妥当な理由を手放して読むおとぎ話は、うたた寝でみる夢のような感覚。 小川洋子さんの作品でしか味わえない感覚を存分に堪能できた。
  • 2026年9月12日
    かか
    かか
    『くるまの娘』を読んで頭を殴られた数年前のトラウマで読めずにいた『かか』の表紙をようやく開いた。 独特な方言や「かか弁」が目で追いにくいがゆえに、つっかえながら読んでいた感覚が、うーちゃんのままならなさと重なってページをなかなか捲れない。 それとは対照的にAudibleで読む(聞く)と、うーちゃんの核心が露呈するような臨場感で思わず息が止まる。 宇佐見さんの本を読む度に、無条件の愛をくれるのは子どものほうなのだと思ってしまう。
  • 2026年9月8日
    旅の短篇集 春夏
    知らない世界に思いを馳せるのが、なんとも言えない心地良さだった。 ファンタジーというよりおとぎ話のような温もりにいつまでも浸っていたい。
  • 2026年9月5日
    コンビニ人間
    コンビニ人間
    凄まじい…… 中村文則さんの解説でさらに『コンビニ人間』の威力を身をもって体感する。 みんなが素知らぬ顔で生きている社会の縮図をたった160ページで完結させるなんて。 ただ面白かった、すごかった、で終わらせるのが勿体ない。 必ず再読して考察したくなる一冊だった。
  • 2026年9月5日
    祖母姫、ロンドンへ行く!
    最高のエッセイだった……!! おばあちゃんの我が儘含めてそれは自信の表れなのですね。 自信満々な人っていうと、ちょっぴり嫌なイメージを抱いてしまうかもしれないけど、自信は努力の裏返し。 椹野さんと同じタイプの私としても、おばあちゃんの生き方や考え方にグサグサ刺されながら読み終えました。 英国紳士たちもとびきりステキで、私も彼らに会いたくなっちゃったよ〜〜。 おばあちゃんと二人きり、ティムと二人きりの、大切な思い出をお裾分けしてくれて、ありがとうございました、と椹野さんに伝えたい!
  • 2026年9月4日
    小箱
    小箱
  • 2026年9月3日
    教誨
    教誨
    地方の閉塞感と「いい子」の悪循環が相まって後味の悪さを引き出している。 死刑囚の本当の姿に迫るという大筋が早見和真さんの『イノセントデイズ』と重なってしまって、どうしても比べて読んでしまう…。 若干物足りなかったなぁ…。
  • 2026年8月31日
    オーダーメイド殺人クラブ
    教室という水槽の中で生き抜くことの苦しさを、大人になった今でも覚えている。 学校なんて卒業してしまえば、しょうもなくて、くだらなくて、人生を投げ出すにはちっぽけな場所だって気づくのに、海には何をしても出られない水槽の魚たちは、どう足掻いてもそうとは思えない。 アンと徳川の青さがどうしようもなく眩しかった。 精一杯に、どんな手を使ってでも海に出ようともがく二人が眩しかった。 海へ出るスタートラインに立った二人が、自由に泳げますように。 あの頃の苦しさを全部ひっくるめて、今の私があるから。 切り捨てることなく大事に抱えていければいい。
  • 2026年8月24日
    子どもたちは夜と遊ぶ(下)
    同僚が思いがけず手に立ってくれたので、同じ温度感で語り合いたくて同僚が読み終わる前にと久しぶりに最初から最期まで再読。 辻村作品を10数年追い続けてきても、この作品を超える小説に出会ったことがない。人生ベストの小説は間違いなく『子どもたちば夜と遊ぶ』だ。 最終章 空虚な彼が放った言葉。恭司の姿勢。 病室のシーンが愛じゃなければ、何を愛といえばいいんだろう。 誰か、この世界のどこかで生きている浅葱に、もう一度手を差し伸べてくれないだろうか。 どうか、浅葱の生きる糧であり続ける月ちゃんが幸せでありますように。
  • 2026年8月22日
    子どもたちは夜と遊ぶ(上)
  • 2026年8月22日
    スモールワールズ
    辻村さんが解説を書いているので手に取った作品。 各短編の威力が凄まじい。 救いも失望も織り交ぜられているものだから、続きが気になって一気に読み干してしまった。 最もラストが衝撃的だったのは「ピクニック」かな… 一穂ミチさんの小説は初めて読んだけど、他の作品も読みたくなった。
  • 2026年8月18日
    ある愛の寓話
    ある愛の寓話
  • 2026年8月18日
    白と黒のソナタ
    白と黒のソナタ
  • 2026年8月17日
    ツナグ 想い人の心得
    前作が良すぎて長らく積み本にしていたけれど、やっぱり続編も期待を裏切らないエピソードばかりだった。 前作は後悔している過去を乗り越えるために使者を頼る側面が大きかった気がするんだけど、今作は前向きに死者と会いたいと願う人々が印象的。 私たち同様、死者に会わずとも生前の姿を思い浮かべて自分の進む道を歩む姿は心強かった。
  • 2026年8月14日
    彼の空のユンカース
    表題作の読み始めは予定調和な流れに物足りなさを感じたものの、正三の足跡が鮮明になるにつれて、どんどん惹き込まれていった。 「ベットひとつぶんの私たち」も思いがけないところで短歌と繋がりを見せて、最後は思わず彼女の決断を抱きしめてたくなってしまった。 三十一音の言葉が紡ぐ余白に、それぞれの人生や想いをのせてゆく短歌の魅力を切なくも優しく語りかける作品でした。
  • 2026年8月13日
    無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―(新潮文庫)
    昨年父が8ヶ月の闘病の末に末期がんで亡くなって、同時期に母も癌になって再発を食い止めようとしているいま、一度は手にするのを躊躇ったのだけれど、どうしても忘れられなくて思い切って読むこことに。 誰一人として同じ死などないし、旦那さんをはじめとする文緒さんの周りの人や、ページを捲るたびに文緒さんが遠くにいっていしまう現実が辛いのは前提として、文緒さんの文章を読んでいると「無人島に残る」ことの恐怖がすこし和らぐ気がした。 でもそれは、角田さんの解説にもあるように、文緒さんが読者の私たちに寄り添ってくれているからなんだろう。 凪のような余韻にしばらく浸っていた。
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