
テーヒョン
@Taehyeon
2026年8月12日
暗殺の冬
クリストフェル・カールソン,
棚橋志行
読み終わった
まさにスウェーデンの犯罪・警察小説でありながら、文学的というべきか、それを超えた静かな味わいがある。通常、この手の作品はスピード感優先で事件から事件へと話が飛ぶけれど、この作品は事件と事件のあいだの時間も丁寧に描きながら進むので、翻弄されずにじっくり浸っていられる。本好きにとっては至福の時間。解説にあげられている類書のほかに、スチュアート・ウッズの名作『警察署長』も思い出した。