
桃木綿
@momomomen
2026年8月11日
一次元の挿し木
松下龍之介
読み終わった
借りてきた
読了から一晩経って色々感想が増えたので書き足しておきます。
※終盤のネタバレあり、わりとネガティブな内容です
前半の謎が提示されるパートは、謎が謎を呼ぶ、情報が増えるほどかえって不思議さが増すようで面白かったし、謎解きパートも手際が良く破綻なくまとめ切っていて、あっという間に読み切った。そういうクオリティ高い作品だというのは前提として、やっぱり個人的なストライクゾーンとはズレる作品だったなぁ、っていう気持ちもあって…
まず、主人公が顔が良いだけで乗り切る場面もあって、終盤にはヒロインのルッキズム・乙女心論もあったのに、ツラの良さが「なんか女性が協力的」っていうギミックの面が強かったなあって言うのと、やっぱクライマックスでツラのいいやつが硫酸ぶっかけられるんなら、顔にかかって欲しかった!なんか、手が痛いだけかーい、ってちょっと思っちゃったな…。
序盤に出てきた迷路のような一面の紫陽花の山で攻防する、っていう展開は好き。
HowとWhyの謎解きが、何でもアリ寄りでちょっとズルいなーと思ったけど、まあこういうフィクション性ってお約束だし、読んでる最中はそんなに(あくまでそんなに)気にならなかったから、そこまでワーワー言うのは贅沢か…。
あと、タイトルの「挿し木」はともかく「一次元」がどこで回収されてたか思い出せない…。(これは私の読みの浅さの吐露で、こんな批判話半分で聞いてよ、というエクスキューズです)





