
白玉庵
@shfttg
2026年8月12日

エヴリシング・フロウズ (文春文庫)
津村記久子
読み終わった
読み終わってしまった…。未練たらたらにGoogleマップでメガネ橋とかIKEAとかをチェックしてしまった。ミスドはもうなくなっていた。スシローはあった。ちょうどこのあたりの景色に愛犬テツ(柴犬)を描き込んだ絵を発表している小川雅章さんと、終盤でようやく結びついて、あれかー!となった。
帰宅部っぽい中3男子、ヒロシの、1学期から高校入学までの1年間。海と運河に囲まれた土地で、なにか漂ってきて、自分も漂って、拾ったり拾われたりする。何がどういいと綺麗には説明できないが、そうだねぇそうするしかないかもねぇなんて、こちらの気持ちも漂いながら卒業してしまった。
微妙に違うんだけど、長嶋有の『猛スピードで母は』とマイク・ミルズの『カモンカモン』が頭のどこかに流れている感じがある。ヒロシの高校生活も読みたいよー。こんど大阪に行ったら、メガネ橋を見に行きたいな。
何にしろ、完全な生活はない。むしろ、変なことばっかりでも、何とかやっていくやつは少ないものでやっていく。そのことをべつに誇りもせず。 p261
ほんとそれ。










