
阿久津隆
@akttkc
2025年3月18日

10:04
ベン・ラーナー,
木原善彦
読んでる
何か消沈した気持ちで家に帰り、豚肉とブロッコリーと長ネギとしめじとキャベツの炒め物をこしらえバクバク食べる。そして布団に入り、『10:04』。エージェントとタコを食べ日本酒を飲む場面になり、このあとアーティスト・イン・レジデンスでマーファに行く話に。そうだそれがあった。いくつかの場面を思い出した。この小説はけっこう、絢爛なんだよな、と思う。印象以上に、すごくたくさんの場面がある。
それにしても、「6桁強」という言い方だった長編小説の前払金は手取り27万ドルということで、そんなにもらえるの!? と驚く。読んでいても節々で、アメリカでは詩人はこんなにいい暮らしをできるの? とびっくりする。