
かのうさん
@readskanokanon
2026年8月13日
推したちとどう生きるか
三宅香帆
読み終わった
めちゃめちゃ良かったな。
「推し」という言葉から、もうちょっとチャラい内容なのかと思って読んだけど、
今の推し文化にいたるまでの阿国歌舞伎から新中間層の歴史的日本文化の流れが辿れたし、ポストフォーディズムなる言葉が出てきて、じゃあ、この時代において私たちはどう生きればいい?という推し活に囚われない生き方を提示されているようなそんな本だった。
まさか、推し活の話で河合隼雄が出てくるとは。
でも、めちゃめちゃ納得。
あと敗戦後論ね。
そう。私たちは一人一人違った人間だということと、推しはミッキーではないを肝に銘じます。
推し活している人(私を含め)にも読んでもらいたいけれど、推し自身にも読んでもらいたい本だな。
あと、某事務所の問題になった某さんは、こういう時代の流れをきちんと勉強した上であの事務所を作ったのか、それとも閃きみたいなものなのか。
やっていたことに正当性はこれっぽっちもないんだけど、誤解を恐れずにいうなら、すごく先見の明があったんだろうと思う。


