
橘海月
@amaretto319
2026年8月14日
読み終わった
1987年1月5日、槍ヶ岳を目指した三人が予備日を過ぎても下山しないと一報が入る。それは家族にとって、パーティーが所属するのらくろ岳友会にとって、長い長い捜索の幕開けだった…。三人はどのルートを通り、どこで遭難したのか?同日登山者の証言から彼らを探す執念に頭が下がる。
広大な山の複数あるルートのどこを通ったのかわからず、どこで遭難したのかもわからない。それでも彼らを見つけるというその一念だけで半年以上の捜索を続け、本当に探し出した。幾つもの証言を繋ぎ合わせて可能性がないルートを消し、最後に一ノ沢に辿り着くまでの紆余曲折の全てが描かれている。
