
あお
@D
2026年7月10日
不良少年とキリスト
坂口安吾
読み終わった
収録座談会『現代小説を語る』
感想
酔っ払いたちの座談会パート1。
テーマは(当時の)現代小説について。
世間や文壇が、志賀直哉がオーソドックスだと思っていることについてどう思うか、という話題からはじまる。
太宰は(志賀に影響を受けている自覚からくる恥ずかしさと劣等感と反発で)真っ先にその話題に噛みつく。
織田作は志賀に真正面から喧嘩を売る。
坂口は志賀に対してノーコメント。
それから話が進むにつれ、他の作家たちの悪口が淀みなく出てくる。太宰と坂口は現代なら雑誌に載せることのできない話をし始める。さらに坂口は、会話の流れを無視して自分の話したいことをしゃべりだす。織田作の2時間の遅刻は、そんな酔っぱらいを生み出すのに十分な時間だった。読者が置いてけぼりになるからやめろ。