
2α
@nyarnyamik
2026年8月14日
溺れながら生きる 依存とケアのあいだで
信田さよ子
読み終わった
感想
やっぱり「母と娘」の章と「推し活」の章にふせんが多くなった
意外だったのは「摂食障害」の章にはふせんが少なかったこと
体重が一番コントロールしやすいものという感覚はあるのだが、体をコントロールすること自体が元々「母と娘」の問題だったのかもしれない(母は私の体重が増えることを異常に嫌がった、理由も知っているけど全く私には関係がないこと)
あとは胃下垂なので、そもそも普通に食べてたらそんなに太らない笑
まぁ"苦労やグチをまるでゴミ箱であるかのように娘に注ぎ込"み、"母のカウンセラー役として育つ娘たち"の物語である「母と娘」の問題なんてありふれてるだろうし、娘と息子への対応の違いも散々言われてると思うのだけど、一般的にはどうなんだろう?私が興味があるから知ってるだけかな
そして母はなぜ息子にはその役割を押し付けないんだろうね
「推し活」はね…うーん、冷静には難しいけれども、
"自分の出したお金によって推しが一瞬優しくしてくれる瞬間が「短期的報酬」"であり、"自発的選択がもたらす短期的報酬によって動機づけられたオペラント行動を、しばしばみずからの意志に反して、反復的に継続する状態"を"アディクション"と呼ぶのなら、現在ばっちり依存してるぜ☆って感じかな笑
ただ、ファンが"憧れて熱狂する自分を定義"していて、"自分が推す対象を「推し」と定義"するのであれば、私はファンなのかなとは思う、便宜上「推し」という言葉を使ってはいるけれども
信田氏は
"私たちは、自分と似た他者=自分と同じ苦しみを抱えている(だろう)他者と集うことで、初めて少しは楽に生きられるようになる"という
当然長い臨床経験からの知見なので正しいのだろう
けれどもその感覚が私にはわからない
自分の苦しみは自分固有のもので、他者の苦しみもその人固有のもので、あなたと私は違う、という感覚が強くある
まえがきより
しらふで、清明な意識では直面できない現状があまりに多すぎる。
でも、何かに溺れれば、わずかな時間だけこの日常から脱することはできる。
何かに溺れて、私という意識を消し去ること。
そうやってとりあえず生きていくことを、誰も責めることなどできない。
さてさて、この本を読んでるときに、推し活に入れこんだ女性が母親のお金を使い込み殺害した容疑で逮捕されました
X上でも精神科医の先生方が議論されてたようですが
"国内研究によると幸福感が低い女性は推し活の嗜癖化(依存化)に陥りやすい"
というポストが非常に刺さりました笑
あとはこれ、置いときます
推される側であるVTuberの方の配信から
"一般論としてお金が介在しないと成り立たない人間関係は発展しない"
このVの方とよくコラボされる方は、ヤバいマシュマロ送ってくる他Vのリスナさんを「財布」と仰るのですが(これ意訳してますからね、何か言いたいことあれば配信なり切り抜きなり見てからにしてくださいね)、私は切り抜きでそれを聞くたびに冷静になれてありがたいです
これね、私がそういう意識でいられてありがたいってことで、推し様がそうだって言ってるわけではないですからね、ホントここまで書かないと誤解されるからなぁ…本読みさんは誤解しないだろうけど