
Anna福
@reads--250309
2026年8月13日

ローマ物語
ジュンパ・ラヒリ,
中嶋浩郎
読み終わった
「どこにも完全には属さない人」、そして「属せない人」たち。
気持ちがザラザラする描写も。
調べたら「モレッタ」はヴェネツィア方言の moro(黒い人、ムーア人)に由来する。
インド系らしき女性たちが登場するが、人種や出自をめぐる差別や区別。
「聖母のパレード」、ローマは京都に似ていると思った。
外から来た者を拒みながらそれでも人を惹きつける街。
ケズナジャット『鴨川ランナー』にも京都への郷愁が描かれていた。
ローマは、愛しているのに完全には受け入れてもらえない、ラヒリにとってはいまだ片思いの街なのかもしれない。
私は『停電の夜に』の
「ピルザダさんが食事に来たころ」が一番好きかなぁ。




