
スゥ
@oneSue
2026年8月14日
夏帆
村上春樹
読み終わった
手放すことになったので再読。
夏帆が一人の女性として、母との確執と向き合う話だと感じた。
あまり母と触れ合った印象が残っていないこと、母に望まれた命ではなかったということ、それでも確かにその母に育まれて育ったのだということ。
同時に母も、夏帆にとっての母だけではなく、また一人の、おそらく異なる価値観を持った、女性なのである。
ちょっと父親が蚊帳の外すぎないか?と思わないでもないけれど、それでも母娘という関係は親子とだけで表現するには足りない複雑な感情があるだろうし、そういうものを表現したかったのかなと感じた。
自分が知ってる村上春樹作品の中では一番とっつきやすかったので、文庫化されたら再読するかもしれない。




