"ひとさらい" 2025年3月16日

匙
@sajisann
2025年3月16日
ひとさらい
ひとさらい
笹井宏之
とてつもない言葉の衝突のような、羽毛の一撫での錯覚のような、どちらとも判別つかない、ひんやりしてるようなそうでないような、ひょうきんでゾッとする美の短歌。 「はつなつみずうみ分光器」にもあったが、生活感のない作品から想像できていなかった、寄せられた彼のご家族の文章の温かさに胸が締めつけられた。 “両親が出会ったという群青の平均台でおやすみなさい”
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