中村 "ことばを学ぶとはどういうこと..." 2026年8月14日

中村
中村
@boldmove33
2026年8月14日
ことばを学ぶとはどういうことか
本書は、既存の言語学習の抱える問題を指摘し、ことばを学ぶことの別のあり方を提案するという二段構えで構成されている。まず筆者は、言語能力を「レベル」や「スコア」で捉えたり、ネイティブスピーカーを理想とする考え方が、必ずしも正当な言語学習の態度ではないと主張する。そうした「呪い」から脱却し、ことばの学習を通じてつながりを育むことやアイデンティティを構築しようとすることを推奨する。俺が母国語以外のことばを学びたいと思ったことが少ないせいか、当事者として読めなかった。 >世界中の人が大規模に移動・移住する時代は、小さく、弱く、非生産的な言語社会は、大きく、強く、生産性のある言語社会によってすぐに淘汰されます。だからこそ、言語学習は大きく変わらなければなりません。道具としての、規範の暗記中心の言語学習だけでなく、見えない呪いから覚めるための批判的なことばの学習、多様性を育む創造的なことばの学習、大切にしたいつながり、継承されてきた言語文化を守るための継承的(繁生的)なことばの学習に変わってほしいのです。(p. 226)
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