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@cocoa007
2026年8月15日
悲しみよ こんにちは
フランソワーズ・サガン,
Francoise Sagan,
河野万里子
読み終わった
再読
新潮文庫の特装版の色が美しくてつい購入。
あまりにも利己的で刹那的で、身近な人の死さえも自己憐憫の種にしかならない、そんな似た者同士の父と娘。
でも人間ってそういうものかもな。自分の醜い部分から目を逸らし続けられるこの親子は、生きるのが上手いのかもしれない。
セシルが「自分たち親子は本当には誰のことも必要としていない」って自覚しているのがよかった。
しかしそんな洞察も、すぐに享楽的な日常に埋没していくのである。
セシルにとって、アンヌのことを思い出すときだけが真正面から自己と向き合える時間なのかもしれない。
いや、やっぱりこの時間も、ただの自己憐憫なのかも。
