悲しみよ こんにちは
223件の記録
こたか@kotaka2026年8月22日読み終わった夏の話らしいので、夏のうちに読みたい、と思って買った。正解だった。新潮文庫の薄紫のプレミアムカバーが美しい。本文に入って、書き出しで「おや?」と思い、読み進めていくうちに魅力的な表現のオンパレードにやられた。18歳のときにこれを書いたということに衝撃を受ける。人情の機微をこのように文章化できる力にただ圧倒されるばかり。名作と云われるものは、さすがにそれだけの理由があるものだな、と強く感じた。
むー@mutant_7772026年8月18日読み終わった3/14、神戸のブックフェスタに出展されていたcue booksさんで買ったもの。ブラインドブックというのかな?タイトルがカバーでかくされていて、質問と答えだけが書いてあるカバーをみて、特に答えのほうに惹かれて買いました。 今まで読んだことがないタイプの本でしたが、75年ほど前はベストセラーだったようですね。 どのようにしてタイトルに帰着していくのか気になっていましたが(タイトルも好き)、なるほど詩のタイトルから取っていたのかあ、とか思いました。夏に読んだので、夏の青い空を重ね合わせることが出来ました。海は、今年は見に行っていないんですが、この本を読んで体感することが出来ました。 私はこの中で言えばアンヌに近いのかなあと思ったけど、近年恋愛にさほど積極的でないこともあり、アンヌからセシルの父への愛と、自分から出てくる愛の種類が少し違う気がしました。あと、愛の量がとても多い気がした! 訳者あとがきや、小池真理子さんの寄稿(というのかな)で、作者のサガンに興味が湧いたり、私が生まれる前の時代に興味を持ったりしたのも、自分にとって、とても良い経験でした!

07@cocoa0072026年8月15日読み終わった再読新潮文庫の特装版の色が美しくてつい購入。 あまりにも利己的で刹那的で、身近な人の死さえも自己憐憫の種にしかならない、そんな似た者同士の父と娘。 でも人間ってそういうものかもな。自分の醜い部分から目を逸らし続けられるこの親子は、生きるのが上手いのかもしれない。 セシルが「自分たち親子は本当には誰のことも必要としていない」って自覚しているのがよかった。 しかしそんな洞察も、すぐに享楽的な日常に埋没していくのである。 セシルにとって、アンヌのことを思い出すときだけが真正面から自己と向き合える時間なのかもしれない。 いや、やっぱりこの時間も、ただの自己憐憫なのかも。
monami@kiroku_library2026年8月8日読んでるp.128 父も、わたしと同じ衝動に駆られたにちがいなかった。突進してふたりを引き離し、自分の財産を、かつて自分の財産だったものを、取りかえすーーー。 p.129 父の考えを操るのは、なんとたやすいことだろう。父のことをこんなによくわかっているのが、わたしは少し怖かった。 この本読み始めた時は、なんで10代の時に出会ってなかったんだ!って後悔したけど、実はこの本に一番出会っておくべき世代は、思春期の子供がいる親世代、もしくは若さに自信を失い始めた中年、ミドル層なのかもしれないと思い始めてきた。
monami@kiroku_library2026年8月8日読んでるすごすぎる……。 感情の機微がありえないくらい緻密に書かれている。思春期のくだらなさもシリアスさも全部汲み取って、リアルより鮮明なくらいに生き生きと描写されてる。本を読んでいる、というよりセシルを生きているという感覚。すごすぎてもはや苦しい……。





Old Sport@scott_fitzgerald2026年8月6日読み終わった⭐︎⭐︎⭐︎★ セシルは信頼できない語り手であると思う。彼女の中にはっきりとした軸や信念がないため、言っていることが二転三転する。「いやらしい考えは嫌いだ」(p132)と言っているくせにいつもシリルとのいやらしい回想をしているし、あんなにもシリルとの愛を語っておいて、最後に「この人を愛したことは一度もなかった」という。でもこれは、ティーンエイジャーを主人公に、語り手にした時には避けられない問題なのかもしれない。彼らはまだ成長段階で、考えはコロコロ変わる。例えば、『ライ麦畑でつかまえて』のホールデン・コールフィールドもその類に入るだろう。だから、精神的成長の過程にいるような彼らを語り手に据えるときには、必然的に語り手は、信頼できない語り手とみなされるのかもしれない。 あらすじ(wikiより) 18歳になるヒロインのセシルとやもめである父のレエモン、その愛人のエルザはコート・ダジュールの別荘で夏を過ごしていた。セシルは近くの別荘に滞在している大学生のシリルと恋仲になる。そんな彼らの別荘に亡き母の友人のアンヌがやってくる。アンヌは聡明で美しく、セシルもアンヌを慕う。だが、アンヌと父が再婚する気配を見せ始めると、アンヌは母親然としてセシルに勉強のことやシリルのことについて厳しく接し始める。セシルは今までの父との気楽な生活が変わってしまったり、父をアンヌに取られるのではないかという懸念に駆られ、アンヌに対して反感を抱くようになる。やがて、葛藤の末にセシルは父とアンヌの再婚を阻止する計画を思いつき、シリルと父の愛人だったエルザを巻き込んで実行に移す。アンヌは自殺とも事故とも取れる死に方をする。
monami@kiroku_library2026年8月5日読んでるp.112 「おれがその気になれば、ガキなんかに女をとられやしないってわからないのか?」 中年男性のプライドというこの世で一番予後が悪いものをこんなに克明に描いてくれる話ってあるんだ
monami@kiroku_library2026年8月5日読んでるp.84 これは試験なんかより重大なことだとわからせたかった。「じゃあ、どういうことなの?」と彼女は訊くべきなのだ。わたしを質問ぜめにして、なにもかも言わせてしまうべきなのだ。そうしてわたしを納得させ、彼女が望むとおりに決めれば、わたしはもう棘のある重苦しいこの気持ちに、悩まされなくなるはず。 ワー!思春期の頃100回くらい思ったことある感情!
あるる@aru_booklog2026年8月2日読み終わった夏休みの旅行にぴったりなお話で、久しぶりに最後まで読みました。若さと成熟さ、奔放さと秩序の対比を描きながらも、愛情を求めて執着する人間の本質をあまりにも綺麗に残酷に描き出していて、何度読んでも心をぐっと掴まれる。エルザとのやり取りや彼女の心情を書いた章がお気に入り。




あるる@aru_booklog2026年7月29日読んでる再読中冒頭の一文がものすごくインパクトがあって、学生時代に心を射抜かれたことを今でも覚えている。夏休みにぼーっと読むにはもったいないぐらい、美しい話。







- 垣本@kakimoto2026年7月26日読み終わった恋愛ものにしては男側が薄いなと思っていたらやっぱり…… 立派な人であるアンヌに対する感情の向け方の描写がいい 別の作品と混同して主人公を男性だと勘違いしていたけど、フランス文学(どちらかといえば映画かも)ってこういう雰囲気のイメージがある



有希@madoromi_y2026年7月25日読み終わった☆☆☆☆なにより、書き出しが良すぎる。 「ものうさと甘さが胸から離れないこの見知らぬ感情に、悲しみという重々しくも美しい名前をつけるのを、わたしはためらう。」
かわバンブー@kawabamboo10302026年7月24日読み終わった新潮文庫の特装版が売ってたため、それに釣られて購入。 セシルの束縛を嫌ったり物を気にしない大らかな性格がシリルやアンヌとの交流を通じて少しずつ変化している様子がとても綺麗な文章で語られていて、まるで洋画でもみているかのような気持ちにさせられた。 衝動的な出会いではあったけれど、だいぶ満足😊



長谷川スピン@syoseki_love_01152026年7月20日買った他の本で別の作者さんが引用してたサガンの言葉に強く胸打たれて、サガンの小説も読んでみようと。 解説含め、197ページとあまり長くないので入門にはぴったりな気がしている。楽しみ。 ちなみに新潮文庫の100冊50周年版の、紫の特装版です💜

みどり@midori-read2026年7月19日読み終わった恥ずかしながらタイトル、作家は知っていたものの、あらすじなどは何も知らずに手に取った。自分が主人公の年齢だった頃はずっと以前のことなのに、若かった頃のどうしようもない葛藤や万能感、若さゆえの残酷さなどが生々しくよみがえり苦しいくらいだった。陳腐な言葉だけれど、感性の鋭さ、繊細さがとてつもない。作家としてのサガンの人生も知らなかったので、解説もとてもありがたかった。
春夏秋冬@sakurelemon2026年7月18日読み終わった推しがおすすめしてたやつをやっと読みました! セシル普通に無理だ!許せねぇ! 私が10代だったら許せたかもしれないけど… なにが悲しみよこんにちはだ!自分で招いた種だろ!って私は思ってしまいました… でも言葉が美しすぎる〜!!描写も綺麗だし好きだ〜 あと文章が本当にスルスルと読みやすかった! 訳者さんが凄い👏




まと@maatoo0_zzz2026年7月18日買った今年のプレミアムカバーはどれにしようと永遠に悩んでいたところ、FFさんの感想を拝見して俄然内容が気になってしまったので...!今年はこちらに致した次第。 アッ、去年購入した『ロリータ』はまだ積んでおります......。
もち@noro_302026年7月12日読み終わった" 父は深く考えないのだ。 あらゆることを 生理的理由でかたづけようとし、 それを合理的と呼ぶ。 「自分がいやになった? じゃあもっと寝て、 酒は少しひかえて」 " 時を超えても色褪せない。 鮮烈過ぎて夢中になった… 夏に読むのにふさわしい… 自由の開放感と不自由さと脆さと 譲れなさ、父と娘にしかわからない 共犯的な信頼感が繊細な言葉で そのままの形で表現されていて あまりにも衝撃を受けた。 なぜ今まで読んでなかったのだろう… 他のサガン作品も読みたい…すぐにでも…
past@lemur_5312026年7月11日買ったかつて読んだ先日、本棚に『悲しみよ こんにちは』がないことに気づき、買いなおそうと思っていたところに限定プレミアムカバー版が発売されたので購入。今回のプレミアムカバーの中ではこの色が一番好き。




よみみ@yomir2026年7月8日読み終わった感想今なんで今年の新潮プレミアムがあの色なのかわかって!!!やばい!!って気持ち!!! 読み終わった。ポップに表現すると「どんより」が漂う作品だった。てかこれを18で書けるサガンすごすぎんだろ… 以下ネタバレ含むぐちゃぐちゃな感想 このさ〜、何か決定的なことが書いてあるわけではないのにこの人物死にそうだなって読者に思わせるのすごくない???精神疾患でも病気でもなく、思考も生き方もまともな1人の人間なのに。 どこかでアンヌ死にそうだな、自殺しそう〜って思ってたら本当に亡くなってしまってびっくりした。 セシルの、急になんなの?!の気持ちもわかるんだけど…なんか上手く言葉にできないんだけど、こういうことって自分に返ってくるからよくないよね。 アンヌに関して私はその行を読んだ時にほぼ自殺だと思った。わからないよ、死ぬ気なんてなくて本当に事故だったかもしれないけど、アンヌはあの時絶望していたに違いなくて、未来の伴侶の不貞を見た後、その娘にとどめを刺されているような状態。 私がアンヌだったらもし偶然ハンドル操作を間違って、その瞬間普通なら助かりたいから最善を尽くすけど、そのまま流れに身を任せちゃうかも! もし私が助かったら2人を許そう、みたいな。 アンヌは今までちゃんとしていたから、こんな仕打ちをされてタダで許せなくない?自分へのプライドっていうか、なんかそういうのがありそう。自分がただで許すことは許さないみたいな。自分が助かって初めて2人を許す許可を貰えるみたいなね。 さらっと読めたけどすげ〜作品だったわ。 てか薄紫、きっと2人とアンヌが最後に会った時の服で、亡くなる時もきてた服で、彼女の瞳の色だよね〜〜〜この色のプレミアム装丁、最高です。

- 羽ペン@Quill_Pen202026年7月6日読み終わった情景の鮮烈さ、人物の艶やかな質感、感覚に鋭く訴えてくる文章は、共感というより共振を誘うように感じました。 夏目漱石の読後感と似てるという他の方のコメントを見かけましが、わかる気がします。 文が誠実すぎて、刺さって痛いです。


よみみ@yomir2026年7月4日借りてきた今年の新潮プレミアム装丁の色が素敵すぎて欲しいんだけど、本棚にも限りがあるのでとりあえず借りてよかったら買おう…!ということで借りてきた! プレミアム装丁、他には雪国の色もいいよねー。ラインナップの4冊は以前出たプレミアム装丁を既に持っていて、百年の孤独もいいけど私に読めるのか?とびびっているよ〜。
ゾウのパオパオ@paopao2026年7月3日買った読み終わった夏のプレミアムカバーのもの(薄紫色)を購入 夏の情景や少女の心理描写がいいなと思いながら途中あまり話が進まないなと思ってたけど、後半で一気に流れが変わった 正直うそーーっていう展開と終わり方だった、びっくりした

- 一般文系学生@Bunkei2026年7月2日読み終わった砂浜に寝転び、砂を掴んで、指の間から黄色っぽく、優しい一筋がこぼれ落ちていくに任せ、(砂は時間みたいに逃げていく)と思ったり、(それは安易な考えだ)と思ったり、(安易な考えは楽しい)と思ったりした。なんと言っても夏だった。(p.11) ↑こんな感じで、翻訳と思えないほど文章がいい。原文が当然美しいんだろうし、訳者も素晴らしい。 まぁなんというか、主人公が底抜けに享楽的で自由。ある意味憧れるくらいに何も考えてない。 でも主人公が、自分本位に人を深刻に傷つけておきながら、あまりに無責任で残酷なんだよね。人は純粋に自由に手を振り回すべきじゃない。そんなことをしたら人を殴ってしまうのだから。ずいぶんひどい話である。 まぁでも社会とか倫理すら突き抜けて自由である点には、憧れを抱かざるを得ない。はっきり言ってセシルは最低なんだけど、彼女みたいに誰のことも気にせず自由に享楽的に生きれたら楽だろうなと思う。

しんどうこころ@and_gt_pf2026年6月15日読み終わった読後、自分の考えをまとめている。まとめればまとめるほど、『悲しい』。 これはおそらく作者がタイトルで狙った悲しみとは違う。 なんだろう。とてつもなくくやしい。 同じ読後感の人はいるのだろうか。 こうした批判的な読後感をもたらす作品も、見方を変えれば文学的には成功しているのかもしれない。 改めて、読書は面白い。 そして恐ろしい。 文学は作品の輪郭を浮かび上がらせるだけではない。読者の輪郭をも浮かび上がらせる。 わたしは何を大切にしているのか。 何が許せないのか。 本を閉じたあとになって、自分自身の方が裸にされていることに気づくのである。

心太@Michelle4002026年5月28日読み終わった洗練された美しい文体というのがこの名作の世間一般の評価だが、私にはフランス文学特有のポエティックで回りくどい言いまわしは、相性が良く無かった。その原因はおそらく、私が女性への恋慕を持ったことが無いからだろう。

ゆき@yuki11032026年5月16日読み終わった何度も再読一気読み久しぶりにフランス文学が読みたい!と思い 手にしたサガン 初めて読んだのは小六か中一 アンニュイってこんな感じ?って読んでいた記憶 18歳でこの作品を書いたサガンは早熟の天才 南仏の海の煌めきの描写もあるけれど、全体的に虚無感が覆っている 若さゆえの傲慢さ浅はかさもきちんと描かれていてけして爽やかな読後感ではないけれど、タイトルが胸に染み入る

ふみ@cyanosis2026年3月9日読み終わったこれを題材にしようと思うのがすごい アンヌがどんな意味で「かわいそうな娘!」と吐き捨てたのか、セシルは理解しているのだろうか そういう成長を期待できる人間なのだろうか 自分でもできないとわかっていて、ヘラヘラ生きながらアンヌの言葉の重みだけをグロテスクに感じ取るだけなんだろうなと自分なりに解釈している
さや@saya_shoten2026年2月15日読み終わった@ 自宅読み終わって真っ先に思った。 正しさは何の役にも立たない。 どんなに秩序と責任を説いても、 相手と同じ目線に立って、 相手に伝わる言葉と方法で伝えなければ、 暖簾に腕押し、糠に釘。 正しさを説く説教ってマジ無意味。 自分は相手の話を聞く気がないのに、正しさだけを拠り所に、相手に自分の正しさを説くのはアホの極み。というか迷惑行為にちか…アカンアカン。アンヌがパワハラ気質な昭和な上司(指示厨+支配厨=迷惑系)と説教臭ぇ家族と重なってもうた。 その次に思った。 セシルや父親(というか叔父ポジションでも放蕩すぎる自堕落さ)を憎めない。もちろんアンヌも。全員が自分の中に住んでいる。身に覚えがあるだめんず、根無し草、正直さ、生真面目さ。 最後に思った。 個人主義が過ぎる。夜間飛行もそうだ。過ぎるが故に、みんなバラバラで、みんな好きに生きた結果、自由だけが残ったのだろうか。若きウェルテルの悩みの時は、秩序が残った。この本はウェルテルに似たフラフラ具合だ。
さや@saya_shoten2026年2月10日読んでる@ カフェ半分くらい、いったかな。 近年複数の出版社で刊行されてないのは、日本で人気がないからかなーと思っていた。 当たりっぽい。 父親像が日本じゃありえない。 親子の会話、接し方、親くらいの歳の大人と子どもの会話、接し方、日本と全然違う。 今だから面白く読める。 読書会があるから読める。 昔の小説はだいたい死人が出る。 今回はどうかなー。

さや@saya_shoten2026年2月4日読んでる@ カフェp43.わたしは彼女に、怒りだしてほしかった。愛について欠けたところのあるわたしの前で、そのあきらめたような超然とした態度を崩してほしかった。彼女は正しい、とわたしは思った。わたしは動物みたいに生きている。相手しだいで。哀れで、弱い。 ずっと相手に向けていた観察を自分に向けると諸刃の剣になる。冷静なつもりで冷徹過ぎる。若さゆえの冷たさみたいなものが、漱石のこころと通じる気がした。

さや@saya_shoten2026年2月3日買った読んでる@ 自宅父と娘と父の愛人のバカンスから始まる。 意外!冒頭の詩もめっちゃ意外! タイトルだけ知ってる本って 読むと想像通りだった事ない! 毎回びっくりする!

shino@wanwan-012026年1月4日読み終わった再読2022のプレミアムカバー。黄緑にくすんだピンクの箔押しがとてもきれいでお気にいり。書き出しが素敵、という投稿を見かけ、久しぶりに読みたくなって手に取った。 「しかしそれにしても、なぜそんなふうに自分を裁くのだろ う?単純にわたしはわたしとして、心に浮かんだことをそのまま感じるのは自由ではないか?生まれてはじめて、〈わたし〉は分裂してしまったようだった。そしてその二重性の発見に、身を衝かれるような驚きを感じていた。」 「感じる自分」と「感じたことを裁く自分」、つまり分裂した自分がいるじゃない、と考えるセシルに、はっとさせられた。感じる自分をもっと大切にしてもいいのかも。 2022に読んだときよりも、心に残る。10代のときとは違って、物事を単純に受け取れなくなったからだろうか。他の作品も読みたくて、『ブラームスはお好き』も買っちゃった。



小夜@mn0q0__2025年11月3日読み終わった瑞々しい文章。 ひりひり焼け付くような、喜怒哀楽のすべてが綯い交ぜになったような感情をそのまま書き起こしてあるように思えて、これを昔の自分と照らし合わせて感傷に浸るほどには成熟していない、まだうら若い自分自身に失望し、同時に優越感に近い安堵もまだ感じていた。
wakka@marui2025年10月18日かつて読んだYouTubeで上白石萌音さんが紹介されてた。 世の中が嫌になってきた人に勧めたい本らしい!笑 昔に読んだ時はあんまりピンと来なかった記憶だけどまた読んでみようかな〜


miki@mikis2025年9月25日読み終わった18才という若さでこんなにも心の中を観察、言語化できるサガンに驚き。 サガン=少女漫画 なんてとんでもない。 嫉妬や虚無を描きながら、情景描写が鮮やかで美しい。映画を見終わったような読後感。






- めた@metayuki2025年7月14日読み終わった数十年ぶりの再読。新訳らしいので、ほぼ初読みな気分で。 出だし、大好き。終わり方も好き。こんなふうに10代を生きる人は稀だろうけど、こんなふうな意地悪をやった経験のある10代(だった人)は多いはず。 「あなたの言う知性はね、年のことでしかないの」


グミチャン@gumicyan2025年6月21日読み終わったかつて読んだ再読。 出てくる大人がみんな子どものことを何にも考えてなくて腹が立つ!やれセシル、お前のやりたいようにやれ!お前がナンバーワンだ
猫@mao10122025年3月7日かつて読んだこの本を読んだ時、十八歳という若さで、このような物語が書けるのかと頭を殴られたような気持ちになった。 文字から伝わる静謐な知性と品性が美しすぎる。十代の若さから来る強い感情のひとつひとつが、自身も抱いたことのある感情たちでまるで他人事ではないような気持ちで読んだ。 そして何より、『悲しみよ こんにちは』というタイトルの素晴らしさ。悲しみをしっかりと自認して、受容することが出来ているからの言葉だと思う。


blue@bluexoxz1900年1月1日読み終わった18歳の少女のひと夏の物語。読んでいて、心理描写や景色描写などがお洒落で、想像するだけで楽しかったです。それと無性にLana Del Rayの曲が聴きたくなりました。
vega@vega_771900年1月1日本棚影響を受けた作品はなんですか?と聞かれることが多いですが、その中のひとつはこれです。少女のひりひりとした、夏の刹那なひと時の話。こんなにも言い表せないような感情を、10代のころに、言語化できているなんてと思います。木漏れ日と潮風の香り。果実のような艶やかな大人の女の肌。熱いような焦がれるような彼からの視線。



ice cream__blue@eternal__sunshine1900年1月1日プレイボーイの父親は嫌だし、主人公より父親に嫌悪感抱いた フラットに読めばそう思うけど物語として読めば言い回しとかはオシャレだなぁと思う- ハダリ@Hadari_4141900年1月1日読み終わった2023年か2024年に読了したと思う なんというか…こんな人たちとは関わりたくない(なんなら向こうだって願い下げだろう)というキャラばかりだった 瑞々しい文体は嫌いじゃない
- 深冬@mifuyu_12021900年1月1日読み終わった読了後の感想 この本と中学生の頃にでも出会っていたら、人生がもっと違うものになっていたかもしれない一冊だった。 最初は訳本ということもあり、また古い本でもあるため読み慣れるまで少し時間がかかったが、面白い本というのは共通して文章に引き込まれる何かがある。この本も御多分に洩れずそうだった。最初こそ古いフィルム映画を見ているような気分だったのに、どんどん主人公、セシルの感情が伝わってくる。同調ではなく、共感。かつて感じたモラトリアムの中で溺れそうなあの感覚、波に身を任せてしまっていたあの頃の自分と重ねさえした。 十代が描いたからこその生々しい心理描写と、息遣いさえ想像できる情景描写。いつしか私も、揺れ動く心を持った1人の人間としてこの物語と向き合っていた。 やがて舞台の幕が降りた時、私は本を閉じそっと瞼を下ろした。 後悔というにはあまりに利己的で、追憶と名づけるにはまだ尚早な、剥き出しの感情がただそこにあった。 悲しみよ、こんにちは。





























































































































































