
ドッグストエフスキー
@dogstoevsky
2026年8月15日
虚弱に生きる
絶対に終電を逃さない女
読み終わった
先に的確に言及なさっている方がいたのだけれど、これは障害受容の話だと思う。事細かに自分のことを列挙し、その内容が読むのも痛々しいものではあるけれど、作者は事実を見据える強さがあって、それを通して障害受容を行っているのだと思う。
人から薦められて読んだけれど、表面上は私と似てるけど、世界観とかが結構違ってどう読めば良いのかわからないなあと困っていたけれど、著者の受容の旅についてのエッセイだと思えば、整理がつく。
たまたま綾瀬ちいさんのエッセイも一緒に読んだのだけれど、綾瀬さんは処理速度の速い、絶対に〜さんは処理速度の遅い印象の筆だった。(終電さんに関してはこのことは本著で言及済み)綾瀬さんの立板に水のような語りも、絶対さんの水辺をゆっくりとまわり、そしていつかは水源に辿り着くような語りも、それぞれに魅力がある。それぞれが遠く離れた孤島で書かれたようなヴォイスで、その二つが頭の中に共存しているのはなんだか楽しかった。2つ合わせていいもの読んだなーと思いました。この二冊のヴォイスで、世界って豊かなんだなあと思いました。
それから、この二冊とも自分のコンプレックスをテーマにしてるよね。

