
りなっこ
@rinakko
2026年8月14日
遠近法
ローラン・ビネ,
高橋啓
読み終わった
流石のローラン・ビネ、頗る面白かった! どこか憂鬱で歪なマニエリスムの絵画に惹かれていることもあり、ポントルモ殺人事件をヴァザーリが調査をしてその相談相手にはミケランジェロ…なんて、それだけで読みたいが過ぎる。
書簡体小説を読む醍醐味がぎゅっと詰まった内容で、スキャンダラスな絵画をめぐる幾人もの思惑と陰謀が渦巻きながら流れ着く先(文字通り?)へ引き込まれた。とりわけマリアの遠縁のおばさまカトリーヌ・ド・メディシスが、期待を裏切らない悪っぷりでよかったw ポントルモの苦悩については、今の世も変わらないのだろうな…と思ってしまう。
あと、ポントルモの日記も楽しみにしていたので個人的にツボでした。





