毎日、深呼吸(みこ) "傷を愛せるか 増補新版" 2025年4月2日

傷を愛せるか 増補新版
タイトルに惹かれて購入。私自身、複数の傷がある。それは見える傷、見えない傷。自分でつけた傷、人と関わってついてしまった傷。時間が経ってかさぶたになった傷、いまだにじゅくじゅくでいつになっても癒えない傷。 傷ついてしまったものを後悔しても、もう遅い。「傷と共に生きるしかない」という思いもあって、いつか自分にも傷を愛せたら(愛せなくても共に生きれたら)……という少しの期待も込めてこの本を購入した。宮地尚子さんの本は以前トラウマに悩んでた時に購入していたのもあり、すぐ読みたいと思った。今もたまに、息抜きをするようにページを開いてじっくり読んでいる。 本とは関係ない話にはなるが、今までコロコロと気が変わるように、本を買って少し読んでまた買って……という自分の本癖(本の癖)に悩んでいた。けれど私の買う本の内容は長い目で見るとあまり変わらない。「人間関係」や「心のこと」「エッセイ」など。だから本を買ってすぐに読めなくてもそんなに責めなくていい気がした。5年前も5年後も似たような本を読んでいたりする。「それはそれでどうなんだ」という心の声も聞こえるが、私にとって本は息抜きするようにたまに開くものだから、短い間に全部読もうとしなくていい。長い目で見たら全部読んでるかもしれないし。たまに読んでしばらく閉じてまた読んで、それでいいじゃんと思ったりした。
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