猫 "新編 銀河鉄道の夜" 2025年4月2日
猫
@mao1012
2025年4月2日
新編 銀河鉄道の夜
宮沢賢治
読み終わった
かつて読んだ
宮沢賢治の利他主義が色濃く現れている作品。 よだかの星が凄く良かった。 虐げられ、自己の幸福を模索しながらも絶望していく過程や、最終的に星となって燃え続けているという結末が、本人にとっては幸福ではなかったのかもしれないが、いつか、その星に救われる人間がいるのかもしれないという点で、ある意味でよだかは救済されたのかもしれない。 自己に寄り添いながらも、本心と向き合わせてくれるような一冊だ。 余談だが、銀河鉄道の夜を読むとamazarashiのスターライトを思い出す。
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