
結
@yi_books
2026年8月15日
じっと手を見る
窪美澄
読み終わった
人間って絶対にどこか欠けていて、凸凹で、それを受け入れて生きていくしかないんだと思った。足りない自分にどう折り合いをつけて生きていくのか、すっぱり諦められたら楽だけど、凹凸の程度やそれぞれの理想の形によって、諦めるまでにかかる時間もそれぞれ違うのだと思う。そして、自分自身にどの程度折り合いをつけられているか、その段階が近しい人とでないとずっと一緒にいるのはしんどいよなぁとも思った。
私は比較的、早々に私自身を諦めた側なのだと思う。いや、諦めたと納得しているだけなのかもしれないけれど。だから、ずっと理想に向かってもがき続けている人たちを、眩しくも羨ましくも思うと同時に、力を抜けば楽になるのにと思ったりもする。捻じ曲がっている。
欠けている方が人間らしく思えるのって、どうしてなんだろう。






