ことね "団地の恋人 きみを待つ優しい..." 2026年8月16日

ことね
@reads666
2026年8月16日
団地の恋人 きみを待つ優しい時間
「大人向けの童話」という言葉がぴったりの、とても可愛らしいお話でした。 異世界の姫ユリアが、日本の古いアパートで、月に一度だけ現れる大切な人を待ち続ける姿が健気で可愛くかったです。美味しい料理を作ったり、素敵な服を仕立てたりしながら、明るく過ごす姿もとても印象に残りました。 小さな魚がパンの中にみっしり詰まった「お魚のパン」や「たまごのコーヒー」「ぐるぐるパン」など、名前からして可愛くて美味しそうな料理もたくさん。 ユリアの服の描写も素敵で、想像するだけでうっとりしました。 今まで「待つ」ということには、どちらかというとマイナスのイメージがありました。でも、不安な気持ちを抱えながらも、楽しみを見つけて明るく過ごすユリアの姿を読んで、私も「待つ時間」をもっと楽しく過ごしてみたいなと思いました。 ふんわり優しくて、童話の世界に迷い込んだような読書時間でした。
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