
chika
@koitoya
2026年8月15日
一日の終わりの詩集
長田弘
読み終わった
生活、孤独、悲しみ、死……
単に「孤独で悲しい」という詩集ではなくて、人間が生きていることの、どうしても埋められない孤独を毎日の小さな出来事のなかで言葉を使って確かめ直している感じがある。
最近、みんな少なからず孤独で、大多数の人が不幸せである、という感じがしてくる。
みんながみんな望むような人生を送れず、生まれて死ぬのは皆同じ。
これは絶望でもなく、人間についての非常に平等な事実であるのではないか。
孤独だからこそ、誰かと過ごした一日のことや、ものを見たこと、言葉を交わしたことがかけがえなくなる。
そんな詩たちだった。
