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@real_ding_01
2026年10月1日
女の子たち風船爆弾をつくる
小林エリカ
読み終わった
偏西風を利用した”風船爆弾” 通称 ”ふ号”
アメリカ本土6人もの一般人を殺害した兵器を作成したのは、女子学生たちだった。
凛としたセーラー服を身に纏い、学業に勤しもうと息込んでいた彼女たちはなぜ兵器製造に携わることになったのだろうか__。
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「わたしたちは何も知りませんでした。」は通用しないだろう。実験の際に爆発事故が発生しているのだし、この風船が殺人兵器となることは少なからずわかっていたはず。立派な加害者であることは間違いない。ただ、生き延びるために人道的なことに加担しないという選択肢はなかっただろうね。
P.233「少女たちはただ死んで数になる」
男子は戦死した際、名を出して祀り上げられるのに、女子はなし。(そもそも人殺しが靖国神社にて英雄として刻まれているのはどうかと思うが)
彼女らはもはや人としてはなく、塵やゴミのように扱われていたのだろう。
正直、宝塚歌劇団の慰問公演は慰問婦らが行ってきたのと何ら変わらないのではないのかと思う。
女性らが男どもを癒し、活気させなければならないという点で。
「わたしたちの青島」「わたしたちの朝鮮」等何回「わたしたちの」という言葉が出てきただろう。
侵略者、支配者としての意識が全くないことがわかる。
P.262「わたしたちの兵隊は、わたしたちの国は、わたしたちを置き去りにした。」
P.313「わたしは、大人たちの裏切りを、大人たちの手のひら返しを、大人たちの欺瞞を見る。」
少女たちの青春は一瞬にして消え去ったのに、一時は戦争犯罪人として裁かれ放赦された軍人さんたちは何事もなかったのように過ごしていた。戦争って何だったのだろうね。彼らの一時の娯楽だったかのよう。
自分の母校が地味にバカにされたのだけは少し腹立ちました。(個人的ですみません)
作家の永井玲衣さん推薦