
メメ
@elwin_04
2026年8月15日
容疑者Xの献身
東野圭吾
読み終わった
20年ぶりぐらいに再読。大まかな流れ覚えてたけど、細かいところは忘れていた。
『探偵ガリレオ』で示された湯川と草薙の関係性を知っていることで、この物語は数倍面白くなる。今回の再読ではそれを改めて感じることができた。
石神のやったことは、非常に歪ではあるけれども、これもひとつの愛の示し方なのかなと思う。
個人的に一番かわいそうだったのは、靖子の娘の美里。大人たちの都合で人生を振り回され続けたわけだけど、最後にああいう行動に出てしまったのは、自首しようとしていた母を、石神の案に乗ろうと説得して叛意させたのが自分だったことに対する自責の念だったのかなという気がして、切なくてたまらない。
日本ミステリー史上に残る傑作。

