
あるる
@aru_booklog
2026年8月16日

観光 (ハヤカワepi文庫 ラ 2-1)
ラッタウット・ラープチャルーンサップ
読み終わった
目の前にある貧困や格差、人間の醜さとそこに残る生命力をどの短編も真っ直ぐに切り取っていて、読み返したくなる作品ばかりだった。私は観光地としてのタイしか知らず、そこで住む人たちの息づかいには全く触れていないけれど、この本を読む事でその地の温度や人の声に近付く気がする。表題作の観光やこんなところで死にたくないには老いていく親が出てくる。切なくて辛いけど、まだ生きているというメッセージが最後により響く。








