
モチメリ
@mochimeri
2026年8月16日
ビリー・バッド
ハーマン・メルヴィル,
飯野友幸
読み終わった
やはりポストモダン的な読解がしっくりくるかなー。ここで言うポストモダンとは読解の焦点が定まらないくらいの意味で、この小説はつねに「これだ!」という確信を外してくる。
たとえば、ビリーは不運な主人公だと読むやいなや、でも人ひとり殺してるのは確かだしなあ、みたいな感じでひとつの決断の裏から別の解釈が顔を覗かせる。
あと、処刑に際してのビリーのおとなしさが不気味だった。ビリーの肉声はかなり抑制して、周りの声や風景描写などで処刑を描いていた。

