
ゴコ
@goko1810
2026年8月16日
しじんのゆうびんやさん
斉藤倫,
牡丹靖佳
読み終わった
『「よくはしらないけど、詩っていうのは、とくだん、ひつようがないから、いいものなんじゃないのかな」
そして、ドアを、からん、と、ならして、出て行った。おちついたら、てがみをかいてくれよ、と、いおうとしたトリノスは、開いたドアからながれこんだ春のにおいといっしょに、けっきょく、そのことばを、のみこんでしまった。』
とても素敵な本だった。
購入しよう…。
まさに何気なく手にした本で、ひつようとしていた訳ではなかった詩の本。だからこそ、いいもの、と実感できた。
タイミング的に『美術館がすごく楽しくなる本』を読んでいて、「みたまま、かんじたまま」を大切にしようとしている感覚になっていたのが良かったかも。
詩も芸術なんだーって、当たり前だけど、目から鱗。
ひつようがない≒明確な意図がなく、解釈は各々で!ってことかな。
『じいさん、岬の手まえで、てがみを読みおえて、そのまま、いつまでも、海のほうをみていた。なんだか、空にとけちまうんじゃないかとおもった』
自分も溶けてしまいそうだ。自由ってこんなとこにあるんだと感じた。

