kobayatti
@kobayatti88
2026年8月15日
赤い指
東野圭吾
読み終わった
10年以上前に読んだものを再読。
2人の「親」が、「自分の子供が犯した罪」とどう向き合うのか。
私にとっては、決して親子愛の美しさを謳った物語ではなく、
その向き合い方の違いに、悲しくなる物語だった。
本筋ではないが、もう1組の親子の話も、私は好きだった。
他人の目に見える形ばかりが愛や情ではない。
(そもそも本人たちは、そんなラベルは貼っていないのかもしれない)
「親子」という関係がもつ、絆とも呪いとも、免罪符とも十字架とも言える、複雑で多様な性質を描いた作品だと思った。