
kirakira30
@kirakira30
2025年4月2日

読み終わった
また読みたい
学び!
「自分自身を含む光景を上空から俯瞰する。そうすると、今目の前にある現実がどういう歴史的文脈の中で形成されてきていて、どういう文明史的な意味を持っているかということがわかってきます。空間的な『額縁』と歴史的な『文脈』の中で、『今・ここ』をみつめること。」(p211)
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今、世の中全体が余裕がなくなっている。だから視野が狭くなるし、直情的になるし、共感ベースになってしまう。結果をすぐに求めたがる。
その気持ちもそうなってしまうこともわからないではない。でも、一部の限られた人を除いてそれでいい方向につながったことがないことは、歴史を振り返ればわかること。どうしたいのか、どうありたいのか、たとえ笑われようと現実的ではなかろうと、理想やビジョンを持とうとすること。それが大事なのでしょう。たとえ、「生産性」につながらなくとも。今、私たちが生きる社会は、資本主義に重きを置かれた思考、判断にあふれている。資本主義を否定せず、でもそれ以外の視点でも見てみることを意識することが求められている。
それからなぜ石丸さんや兵庫県県知事、トランプ大統領が支持されるのか、腑に落ちた。では、そこからどう問いを立てることが良いのかを考えたい。
とてもとても面白かった!