
路傍のクロワッサン
@bear-jew
2026年8月17日
ニューロマンサー〔新版〕
ウィリアム・ギブスン,
黒丸尚
読み終わった
サイバーパンクの嚆矢として名高い本書『ニューロマンサー』。
新版刊行時に購入していたものの、200ページ読んだところで挫折し、そのまま長らく積読状態になっていました。
そんな中、来年初頭配信予定の実写ドラマシリーズの予告編を視聴し興味が再燃。
重い腰をあげ読み進め、なんとか読了することができました。
まぁ、読み始めて最初にぶつかる鬼門は馴染みのない言葉の応酬でしょう。
外国文学を読むと毎度、何のこっちゃか想像しにくくて投げ出してしまいたくなるわけですが、なんと新版は優しいことに巻末に用語解説を掲載!
旧版から約1000円ほど値上げされたのは苦しいですが、これは実に嬉しい配慮です。
ただ、この用語解説があっても読みやすい小説では決してありません。
読み手の想像力を試してくる作品です(SF小説は概してそうなんですが)。
しかもページ数が500を超えてるときてる‥。
多くの人はこの時点で二の足を踏んでしまうと思います。
しかし、本書からしか得られない栄養があるのは確かです。
バイオレンスで混沌とした世界に没入《ジャック・イン》する体験は、他では体験できないもの。
いちど読んでみて挫折するのも良し。
いつかはきっと、(私のように)キブスン・ワールドの魅力に気づけるはず。
とりあえずは、"なんか分からんけど格好いい"を楽しみましょう。

