
704h
@704h
2026年8月17日
ムーン・パレス
ポール・オースター,
Paul Auster,
柴田元幸
読み終わった
読み終わった。
主人公の青年が全てを失くすまでの物語。まさに人生の不条理さが凝縮されていて、極端過ぎるほどに喜劇と悲劇が何度も何度も繰り返される。
いくつもの出来事が幾重にも折り重なる構造になっていて、読み進めるほどに偶然だらけの人生の全ての事に意味があるように思えてくる。読み応えのある重厚な読書体験だった。読む人によって様々な受け取り方ができると思う。
過酷なストーリーだが笑えるところも多いし、読後感はスッキリとして、何かはじめたくなる稀有な小説だ。ポール・オースターにハズレなし!

