糸太 "それはどこでも起こり得る 壊..." 2026年8月17日

糸太
@itota-tboyt5
2026年8月17日
それはどこでも起こり得る 壊れゆく世界への抵抗
人間が生きているんだ。この当たり前の事実が、どんどん薄れていっている感覚がある。非常識なことを書いているようだけど、自分を顧みても認めざるを得ない。 たとえば一人暮らしをしていたとき、隣人の顔が分からなかった。ひと昔前では考えられなかった事態が珍しくもなく、むしろ、その方が暮らしやすいという気持ちすら充分に理解できる。 ここ30年でインターネットが普及して、私たちはスマホを持つようになり、最近ではAIを使いこなし始めている。自らが望んで、便利さに飛びついてきた。引き換えに失ってきたことの多さよ。今さらながらに驚くことが、近ごろずいぶんと増えてきた。 ブレイディさんの社会を捉える視点は、いろんなことを気づかせてくれる。英国だろうが日本だろうが関係ない。どの切り口も、私たちが「人間として」どうありたいか、が出発点として据えられているように思えるからかもしれない。 おそろしいと思うのは、自分の選択がその「人間として」を踏まえていないことに、もしかしたら気がつけていないかも、という事実だ。 未来についてこうありたいとか考えるよりも前に、いまの自分がどうしてこう考えているのか、を客観的に捉え直すことが必要な気がする。ここを通らないときっと社会を見誤るし、自分の選択にあとから後悔することにもなるだろう。英語圏の若者が使い始めたという「agency」も、背景が似ているのかもしれない。 また、powerには二つの意味があるという話も印象に残った。私の「力」を改めて見つめ直したい。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved