
朔
@nova_luna
2026年8月17日
君の地球が平らになりますように
斜線堂有紀
読み終わった
心に残る一節
自分の存在がどのくらいの重さかを量るのにうってつけの機会が二つある。葬式と別れ話だ。どちらも単位は涙の量か執着の量。前者は自分で確認出来ないけれど、後者はこの目で確認出来る。心の中に据えた棺の中で、彼の反応をじっと見つめた。(p.254)
ナツイチで並んでて、一文目に一目惚れして買った。全作品の導入部分が全部好き。
どうにもならない人間の性質や本心を貫きながらばっちり恋愛してるとこが良い。めでたしめでたしとか、納まるところに納まるとかでもない、容赦のないラストがどれも最高です。短編集なのに同じ世界観を違う角度で書かれてるのも好き。東グレまた出てきて嬉しい。「『彼女と握手する』なら無料」と「大団円の前に死ぬ」がお気に入り!
あと単純に文章も好き。彩瀬まるさんと似た感じの「好き」だなぁと。彩瀬さんは日常、斜線堂さんは恋愛が多いな、って印象。もっと色々読んでみたい。

