てるふぉん "明け方の若者たち (幻冬舎文..." 2026年8月17日

明け方の若者たち (幻冬舎文庫)
どんななんて言われるような生き方や大恋愛して大失恋して人生底を見るように過ごして忘れたいような日々でも、振り返れば悪くないような日々だったと思える物語でした。 モラトリアムな期間ってその間はほんとうに「自分とは」の自問になるから、 答えは中々見つかんないし、楽しようと誰かの真似しようとするし、はたまた棒に振るような破天荒な選択をしたくなるんだけど、 そーんなことがあっても時間が何とかしてくれるって言うのは本当なんだよね。 主人公が大恋愛を終えて人生どん底もうダメ…なときも、悪友のような親友は一緒にいてくれて、温かいよ。ほんとうに表紙のような暗いし歩きづらい海の中に、朗らかな光が差し込む最後の前を向いている姿勢が良かったな。 20代前半の、大人になりきれていない子供のような期間に、色んなことを経験してもっかい大人になっていくんだと思う。
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