ヨミスギヨミコ "たったひとつの冴えたやりかた" 2026年8月13日

たったひとつの冴えたやりかた
たったひとつの冴えたやりかた
ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア,
浅倉久志
SF好きなのだけど、専門的なカタカナワードがいっぱいで私にはちょっと難しかった🥲 想像力をいつも以上に働かせてなんとか読み終わり、1つめのストーリーが1番理解しやすくて面白かったです。 ほっこり系、ワクワク冒険系なのかと思いきや、ラストが切なくて、コーディの人類を思うやさしさと賢さに尊敬。 ネタバレになるが、なんだかんだハッピーエンド!とかではなく、実際にありそうな理由で亡くなる人がでてきたり、人類が地球外生物に出会うことの厳しさをリアルに描いているのが好感度を持てた。 読み終わった後に1980年代の小説と知ったのだけど、かなり近未来的な表現で、リリースから40年ほど経った今読んでも、ほとんど違和感なく読めたのがすごいと思った。 たまにアナログな表現が出てきたのだがそれも納得。40年前と今ではだいぶ技術の変化があるとは思うけど、それさえ感じさせないジェームズティプトリーの頭の中をのぞいてみたい… と思いながら、最後の翻訳家の浅倉さんのあとがきを読んでいたらもう亡くなっているのだと。 そりゃそうよな、 最近多く見る、日常の中にあるSF要素って感じのSF作品ではなく、かなり壮大で本来のSF?なのがめちゃくちゃ魅力的でした。
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