
かめりあ
@cameria_7
2026年8月18日
蔦屋
谷津矢車
読み終わった
タイトルまんま、蔦屋重三郎の話。田沼意次に関する小説を漁っていた流れで蔦重にも興味を持った。
ただこの本は、蔦重が買い取った日本橋の店の主である丸屋小兵衛の目線で描かれる。作中では小兵衛自身も蔦屋で働いており、蔦重の仕事ぶりや歌麿の偏屈だけれども愛嬌のある姿が窺える。
正直言うとさほど記憶に残る本でもなかったなと思ったが、後に別の蔦屋の本を読んでみると、この本に出てくる人物たちの持っている熱や静かな覚悟、何となく憎めない性格が際立って見えた。