蔦屋

蔦屋
蔦屋
谷津矢車
文藝春秋
2024年10月9日
5件の記録
  • ユメ
    ユメ
    @yumeticmode
    2025年8月11日
    『貸本屋おせん』が面白かったので続けて江戸の読本文化に触れたいと思い、積読になっていたこちらを読んだ。 本書は吉原の版元として飛ぶ鳥を落とす勢いである蔦屋重三郎を、彼が買い上げた日本橋の地本問屋の主人・丸屋小兵衛の視点から描く。いちどは隠居を決意しながら重三郎に雇われることとなった小兵衛の眼差しを通すことによって、重三郎の商才の非凡さが光る。なぜ重三郎が吉原から江戸中へ打って出ようとするのか、隠された切実な想いが徐々に明らかになり、胸に沁みていった。 重三郎が吉原で得た人脈を糧に商売を広げてゆく過程に胸躍っただけに(「人の縁だけが本屋の全てかもしれません」という台詞が好きだ)、松平定信の改革によって戯作者たちが次々と弾圧されてゆく展開は辛かった。
  • 1140k
    @FELTz75
    2025年6月10日
    面白かった。蔦屋重三郎は、作家にとって料理しがいのある魅力的で極上の材料なんだなと思った。べらぼうの主役に横浜流星が選ばれたことがとてもしっくりきた。
  • れいちゃん
    れいちゃん
    @rei__82
    2025年5月12日
    蔦屋重三郎の耕書堂に行きたい。財産を没収されてもめげず諦めない、周りの仲間を鼓舞し焚き付け、商いを続け、戦い続ける姿は寛政の時代の少年ジャンプ主人公のようで心躍った。タイムマシンがあればこっそり覗いてみたいな。
  • おゆ文庫
    おゆ文庫
    @oyucha3book
    2025年3月30日
    NHKの『100カメ』がべらぼうやったからスイッチ入って積読消化 おもしろかった! もっと蔦重関連読みたくなった
  • いいペンネーム 恋川春町先生
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