
いち。
@tokisakananao307
2026年8月8日
ノルウェイの森(上)
村上春樹
読み終わった
「僕ひとりだけがその風景に馴染んでいないように思えたからだ。」
大学生の頃、十八歳という若さで東京に上京したワタナベ。世間知らずなまま成長した彼は、生きる意味をかすかに考えながら雑多な日々を送り続けていた。親友キズキとその彼女の直子、3人で遊ぶことが多かったが、ある日、キズキは自殺してしまい、直子と2人残される形となった。生きていく中で、何を失って、何を得たのか。三十七歳になったワタナベはそんな日々を思い出していたーー。
生々しい、まるで誰かのモチーフのような、そんな人生を歩んでいる登場人物が多く、生きるというテーマを強く感じる。未成年から青年に近づくワタナベと共に歩む人生に、味や趣きを感じられる。緑がとても良いヒロインであることは間違いない。
