いち。 "ノルウェイの森(下)" 2026年8月11日

ノルウェイの森(下)
「死は生の対極にあるのではなく、我々の生のうちに潜んでいるのだ」 大学を休学し京都へ移り住む直子と、大学で頻繁に絡むようになった緑、ワタナベにとって両方が大切なものになりかけていた。成長しているはずの身体と心で正しさを探しながら、自分の意思に葛藤しながらも時間は進んでいく。ワタナベが最後に選び取ったものとはーー。 死というものが人を結びつけるきっかけを生むこともある。キズキが死んでワタナベと直子が愛し合ったように、天に召されるからといって、その人のすべてが失われるわけではない。誰かの中に強く存在し続ける。そんな存在になることができたら、必死に生きた証明になるのではないかと思う。この世に残ることは出来なくても、残せるものはきっとある。 人間は自分の本能を無意識のうちに、他人と比べて奥底へ封じ込めてしまう。普通という概念が不明瞭だから怖くなる。誰も正解なんて持ち合わせていないのに、答えが欲しくなる。 アウトプットに時間がかかったので読んだ日付はだいぶ前。純粋に。歳をとってからまた読みたい。村上春樹作品は追っていこうと思います。
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