midori doremi "三千円の使いかた" 2026年8月18日

三千円の使いかた
気になっていた、原田ひ香さんの『三千円の使いかた』。本一冊を使って全体を緩やかに繋ぎ、読者を心地よく運んでいく作品。以前『財布は踊る』を読んだ時と同じような感動もあって。こんなの原田さんにしか書けないよなあと思わずため息が出るほど。 “人生にはどうしようもならないことがたくさんありますよね。例えば、年齢、病気、性別、時間…。(省略)お金や節約は、人が幸せになるためのもの。それが目的になったらいけない。” 最後のお金の使い方、とてもとても良かったなあ。自分と重なる部分もあり、こういった考え方もあってそう在りたいなと思えるひとつの指標になった。 宇垣美雨さんの解説も読み応えがあって、だから原田さんの小説はこんなにも心に刺さるのだと理解を深めてくれた。美しい文章にも感謝🙏
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