
もちこ
@mochiko24724
2026年8月18日

偶然屋 (小学館文庫)
七尾与史
読み終わった
偶然を演出する「アクシデントディレクター」という怪しい仕事。
自分の人生も、誰かの手引きによって演出されたものだとしたら…という想像が働いてしまう。
伏線があちこちに散りばめられていて、油断できない。
関係なさそうな話が、ラストに向けて一気に収束していく吸引力がすごい。第四章からあっと思う間に引き込まれてしまった。
格差社会や、人間の意思の弱さを突きつけられる、結構重いお話。
でも、主人公・里美の真っ直ぐな猪突猛進さが、その重さを取っ払ってくれるので、重くなりすぎずに読める。
面白かった!

