masarumilano "最後の一色(下)" 2026年2月24日

最後の一色(下)
下巻の山場では、忠興の凄まじい葛藤が手にとれるような筆致で描かれています。 上巻の感想で「今の感覚で〜」としましたが、「個人の誇り↔︎家を守ること↔︎信長への忠義」の三竦みは現代の人間の苦しみとして共感されうるものだと思います。支える側の人たちも立派でした。あの家臣だからこそ出来たことだと。そういう意味では一色側も同じですね。全員天晴れです。 一色家の業報、を直接受けてしまったしまった忠興の後世は辛いの一言です。 ただ、死してなお強し、の一色家を倒したからには相応の代償が必要なのではないでしょうか。
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