高瀬 "さいはての彼女" 2026年8月19日

高瀬
高瀬
@bakush_no
2026年8月19日
さいはての彼女
原田さんの作品と言葉は一服の清涼剤であり、ビタミンである。 こうでなきゃという人生から突如切り離されてしまった女性たちがいつだってやり直せると気付かされる旅の短編集。 2篇で登場するナギちゃんはなんとも魅力的で彼女を主人公にして長編一冊かけそう。それをあえて短編集にまとめるのがニクい。風景描写も鮮やかで、丁寧。極寒の北海道の気温が伝わってくるよう。 「以上、今日と明日のナギでした!」は現在と未来しかないように見えて、着地点がちゃんとある。ナギは今を生きて未来を見据えているんだと思う。 大切な友人とそのお母さんに手紙をしたためる章も素敵。こんなふうに気持ちに正直に手紙が書けたらなぁ!
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