Sato "暁星" 2026年8月24日

Sato
Sato
@satoooo03
2026年8月24日
暁星
暁星
湊かなえ
暗殺、新興宗教、N県 どうしても実際に起こった事件が頭に浮かぶ作りになっている。 ひとつの事件、ふたりの視点、半分こ 消されたふたつの終章 このふたつの終章のために書かれた本だった。 我々は切り取られたメディアの情報でしか、事件を判断できない。しかし、事件に関わった人間たちそれぞれに人生があり。事件の前にも、後にも続いていく。当たり前だけれども、我々はそこを見ることができない。想像するしかない。 これは湊かなえが想像した、事件の真実。言葉の力で表現した愛なのだろう。 また、本作を読んでいて最近読んだ本に書いてあった、偽善者問題(この本の場合は偽悪者問題?)を思い出した。本心から悪人を演じ続ければ、内面でいくら彼女を守り愛していても、その人は悪人なのだろうか?内面は見えないから、彼は悪人だと我々は受け取ることになる。 やはり本当の彼を理解できるのは、演じる前を知っている。内面を想像できる彼女だけということになるのだろうか。
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