
えか
@eka
2026年8月19日

ソラリス (ハヤカワ文庫SF)
スタニスワフ・レム,
沼野充義
読み終わった
読了〜!
ラスト付近、ぺしょぺしょ泣きながら読んでたや……
悲しい……愛する人を模した別の存在だとしても……自ら死を望んで消えていく、しかも自分の知らないうちに……
喪失を胸に残して明日も明後日も続くんだ、もうその人のいない部屋で……
ついで、スナウトがほんとお前、めっちゃ気にかけてくれるじゃんね……ケルヴィンがめちゃくちゃ当たりまくったというのに……
でもソラリスの海はそこにあり続ける、すると何かしらの奇跡がまた起こり得るかもしれないもんなぁ……
最後、スナウトが一緒に来てくれようとするのを拒んでたったひとりヘリで飛んでミモイドに降り立って、波に接近して手を伸ばしたり上げたりしたときの海の動きを見ているときに、
ああソラリスと交流している……未知の存在というのではなく赤ちゃんに対して接しているって思って……あやしているような図が浮かんで……
なぜかその辺りのシーンも読みながらずっと泣きそうだったや……
穏やかに涙腺に来てたけど多分そういうシーンでは無いのかもしれない、私が勝手にそう感じているだけで……
個人的なヘキとして、人外において力を持った赤ちゃんという概念めちゃくちゃ大好きなので、ソラリスが一段とかわいくなってきてしまった
いや全然かわいくはないんだけど概念的にかわいいというか 例えるならアザトースみたいな白痴の神的なというか
科学者たちは科学を信仰し宗教のごとくいくつもの説と派閥を無数に広げたけれど、いずれのどれでもなく、
心理学者であるケルヴィンがこれを神という言葉を用いながら中身として、力ある赤子(会話の個人的解釈)としてスナウトと説を話してるのいいなぁって……
無邪気な好奇心の赤てゃん…………
ソラリス学パートはほんとうに難しくって漫画版を頼りながら読み解く場面も多かったけれど、や、まだちゃんと理解できているかというとどうだろう
ちゃんと解釈出来ているかはあやしい
でもすごく大好きな部類の物語だったなぁ……
余韻…………
---追記---
人は人の枠組みの中でしかものを捉えられないという点として、レム的には冷笑するような感想かもしれなくておもろいになってる
創作好きな俗物オタクが露わだ……許せ……



