
本屋lighthouse
@books-lighthouse
2025年4月2日

スロー・ルッキング
シャリー・ティシュマン,
北垣憲仁,
新藤浩伸
仕入れます
結局今日の営業は来客1名売上3420円という、新年度営業初日にふさわしい結果となった。ロックンロールは鳴り止まないっ。
ということで神聖かまってちゃんの名曲を聴きながら歩いて帰ってきたのだが、まさにこの曲はスローな在り方を歌っていると気がついた。ビートルズやセックス・ピストルズのCDを借りて聴いたが「なにがいいんだかぜんぜんわかりません」と言っていた僕は、いつしか「MDとってもイヤフォンとってもなんでだぜんぜん鳴り止まねえ」という状態にまでなる。あるいは、「最近の曲なんかもうクソみたいな曲だらけさ」と言う君に対して僕はギターをかき鳴らし、「君が今すぐ、今、曲の意味わからずとも」、いま、鳴らすのであり、ロックンロールは鳴り止まないと叫ぶ。
同時に思い出すのはandymoriの「革命」であり、そこでは革命は「100日1000日10000日経ったあとで」誰かの心に風を吹かすことで、そのきっかけがやっと生まれる。
いずれの曲も出会ったのは10年以上も前で、それから常に記憶や心のどこかにある程度の強さでもって存在し続けた曲ではあるが、それがこうしていま、また別の意味をともなって強烈にあらわれてくるということ。私にとっての革命は意地であり、意地というものは長期間にわたって張り続けることでどうにかなるものであり、そのように世界に対して歯向かうことが必要なのだと信じられる夜となった。









