ゆい奈 "カジムヌガタイ" 2026年8月19日

ゆい奈
ゆい奈
@tu1_book
2026年8月19日
カジムヌガタイ
『先生の傘』と同時期に読もうとおもっていたもの。沖縄戦は米軍と日本軍といった軍人だけの戦いではなく、その戦場の真ん中に住民がいたことによってさらなる悲劇がうまれたとされている。砲撃を避け南へと逃げる住民の避難場所と、軍の陣地とが重なり、住民はガマや壕から追い出され、砲弾の雨が降る外をさまよう。居場所を奪われ、食糧を奪われ、言葉さえも奪われていく。戦争終結後には女性たちは性暴力に怯える日々を送ることになる。住民がどのような悲劇に見舞われたのか、それは誰によって、なぜ起きたのかが本書には余すことなく書かれていた。読めてよかった。
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