
ろ
@roku1818
2026年8月19日
読み終わった
小川哲さんの小説本は初めて読んだ。
小川哲という名前の小説家の「僕」が主人公の短編連作集。
どれも読後感は良くはない。
この作品では「僕」が生活するにあたり他人に大小問わずアクションを起こし、他人の「虚構」や「嘘」に響く様子を描く。どれも劇的な変化はしない。そしてその一部始終を冷静に見据えている。震災前日に何をしていたか?自分の記憶も都合のいいように改竄し思いこんでいた例もあり「僕」は現実を小説のようにコントロールしきれないというだけの虚構として見ているのではないか?記憶に記憶として残るのは自分または他人の作り上げた虚構というのも「僕」の考え方らしくて良かった。
対談本を読み返したい。