タケチ カツエ "限りある時間の使い方" 2026年8月20日

限りある時間の使い方
限りある時間の使い方
オリバー・バークマン,
高橋璃子
素晴らしい!図書館で借りた本だが巡り合えたことに感謝する。  単なる時間管理の本かと思っていたが、哲学者からの引用や、目からウロコの気づき(しかもそれは自分も体験済み)でストンと懐に落ちた。 なんと時間管理には自分の限界を知ること、諦め、忍耐、目的を持たない時間が大切、そもそも管理するものではない、できるものではないという考え方だ。  結婚を先延ばしにすることも、自分にふさわしい仕事を求め続けることも、実は求道ではなくただの妥協でしかないという事も驚きの発言だ。  忙しさはアルコールのように依存性があるというのも、わたしにも覚えがある。 何か特別なタスクを遂行しているような高揚感が得られるのだ。でも現実の性活の問題も仕事も何も進歩はないというか満足がえられなかったのだから。 そもそもわたしがどう生きようと、宇宙どころか日本の本の1秒にだって影響は与えないのだから、さあ、一つずつささやかだけれど大切な、地味な事に時間を費やそう。それがちっぽけなことでもわたしに大いなる満足を、生きる実感を与えてくれるだろう。
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