本の王子さま "愚行録" 2026年8月21日

愚行録
愚行録
貫井徳郎
慟哭を読んだ後GPTに勧められたので借りてきた インタビューに答えてる形式の話で、本当にインタビュー聞いているつもりで読めて読みやすかった 間に誰かの妹らしき人が自分の生い立ちを兄に語る描写があり、これがどう本筋に関わってくるんだ?と思いながらも気分転換にもなってダレずに最後まで読むことが出来た だから話の作り方、流れとしてはかなり好き ストーリーとしては登場人物がほぼ全員「……」となる話だった 各人、死人の大っぴらな悪口は避けながらも要所要所で自分の不満を滲ませる感じがすごくリアルだったわ 自分的には稲村さんが特に理解できないタイプだったかな なんでそこまで田向の本性わかってて入れ込めるのかわからない 逆に尾形は「この人幸せそうだなぁ」となった 女性2人に取り合いされた俺!しかもそのうちの1人はあの夏原さん!(ほくほく顔)って感じが文章を通してありありと伝わってきた 兄妹に関しては嫌悪感より同情の方が勝ってしまって嫌な気持ちで終わった 愚行録は誰の愚行録なんだろうと考えた時、分かりやすいのは光子なんだろけど、兄妹の両親にも、母親がアレな時点で金持ちの祖父母の子育てにも当て嵌まるんだよなと思ったり 田向夫妻はああいうことをあらゆる所でやってたから多分他にもプツンとなる人はいたと思う 今回は夏原側の関係者だっただけで田向側の関係者にも犯人になり得る人沢山いただろうなって感じ 愚行録、加害者以上に被害者側にこそしっくりきてしまう話だった そして何より慶応大学の印象最悪になった(創作だとは思いつつも) 映画もあるみたいだから見てみたい
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